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為替相場が日本不動産投資に与える影響とは?
みなさま、こんにちは。
国際情勢を注視しています。
時代の歴史的な転換点です。
一日も早く平和な暮らしになるよう、強く願っています。
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最近、台湾や香港など海外の不動産会社の方に話を聞くと、日本不動産購入の問い合わせが増えているようです。
購入理由は、「資産の世界分散」です。
そして、もう一つの購入を後押しする理由があります。
それは「為替相場」です。
今回は、この為替相場についてご紹介をしようと思います。
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海外投資家が日本に国際取引をする際に重要な要素である、為替相場。
例として、アメリカドルと日本円の比較チャートです。
2013年には1ドル80円程度だったのが、最近は1ドル110~120円程度です。
つまり、円安が進んでいます。
略さずにいうと「円安・ドル高」といいます。ドルの価値が上がって、円の価値が安くなる。
例えば、円安では、海外旅行に行く際に、同じ100円でも、交換できる外貨が少なくなってしまいます。
海外のモノやサービスが高くなります。
海外で買い物するときは、円安だと少し損した気持ちになりますよね。
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では、この円安の状況を、視点を変えて海外から見るとどうでしょうか?
海外投資家には「日本円の価値が下がっている」ので、「安く日本不動産」が購入できます。
つまり、日本人が海外に行くときに割高になるのと、逆のことが起きるのです。
2013年には1ドル80円だったのが、最近は120円程度になるということは、
同じ不動産を購入するのでも、最大50%の差が生じます。
これは、海外投資家が日本不動産を購入するには、非常に有利な状況を意味しています。
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今後、国際情勢を受けて、円相場がどのように動くのか?
為替相場予測をここでは書きませんが、円安が進んでいるのは事実です。
コロナによる渡航制限がなくなれば、為替レートの関係もあり、一斉に海外投資家は購入に動くのでは?と考えています。
日本の不動産市況に大きな影響を与えるでしょう。
そして、国際情勢を踏まえ、日本不動産を求める海外投資家も増えると予想しており、影響を注視したいと思います。